賃貸住宅とカビ被害

湿度があればどうしてもカビが発生しやすくなってしまいますが、手入れを怠ってひどいカビを発生させてしまった場合には、敷金から原状回復費用として差し引かれてしまうことも考えられます。

特に物を傷つけたわけでもないのに、カビを放置したからお金が差し引かれてしまうのは、非常にもったいないと言えます。特に賃貸住宅の場合には、カビの対策をきちんと行っていきましょう。

カビが発生しやすい場所として、まずお風呂が挙げられます。

湿度、温度、栄養の3つの要素がそろっている風呂場は、カビの温床ともなりやすい場所とも言えます。頻繁に掃除をしているのにカビが生えやすいと感じるとき、意外にも天井の掃除を見落としているという場合があります。

天井にカビがついてしまい、上から胞子を撒いているのです。高い位置で掃除はしにくいですが忘れず清潔にしておきましょう。カビの対策として、冷水で洗い流すということも効果的です。

カビは温度のある場所を好みますが、20℃以下になると繁殖力が一気に低下します。

掃除のときに熱い湯を使えば汚れは流れやすくなりますが、最後に冷水で洗い流すことでカビの繁殖を防ぐ効果も得られます。

洗った後には、カビの好む水分を、最後にふきとることも忘れないようにしましょう。

次に、窓もカビが発生しやすい場所と言われています。

冬場には結露が発生するため、カビが住みやすい環境になってしまうのです。

特に窓はゴムパッキンがついているため、間にカビが入り込みやすく、掃除がしにくいためにさらに繁殖してしまうという悪循環にも陥りやすいです。

部屋の湿度が50%ほどになるように保ち、窓に水滴がついていたら雑巾などでこまめに拭き取ることが効果的です。

       

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